◆王子の狐の行列。。。

ffです。

こんばんは。

とうとう今年も一週間を切ってしまいました。

今年はどんな一年だったでしょうか? 自分は色々な意味で一つの転機を迎え、その方向へ向かって歩き始めた年になりました。この歳にして向かえた自身の招いたことの後始末という意味をこめて。。。

 

様々なことが皆さんそれぞれにあったのではと想いつつ、来年は良い年にしたいと強く思う日々です。

「もう、いくつ寝るとお正月・・・」という唄が思い浮かぶ今夜です。

 

地元の話しを少ししましょう。

このブログでも最初の方で触れています。地元、東京の王子、はい、狐で有名な王子稲荷の地です。

毎年、大晦日の夜に「狐の行列」が開催されるのです。

既に今年の参加応募は締め切られてしまいましたが、狐のメイクをした参加者が街を練り歩くというものです。

 

この狐の行列のいわれといえば。。。

江戸より以前、王子の地には大晦日の晩になると関東の各所から集まってきた狐たちが、大きなゑの木の下で装束を整えて、関東総司の王子稲荷神社に詣でたという伝承が残っているのです。

そんな模様は、歌川広重の浮世絵「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」に描かれています。多分、目にしたことはあると思いますし、私のブログで触れたときに画像を載せていると思います。

 

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王子の街に飾られた灯籠。。。

 

1993年から狐の行列は、地域活性化と振興の意味で始められた大晦日の行事になっています。

行列に参加するには、申し込みをします。定員があるのは仕方がないことですが、独特の狐メイクを施しての行列になります。

 

この行列、大晦日の王子の街に幻想的でエキゾチックな雰囲気を漂わせながら、しめやかに行われています。

今年の大晦日、良かったら足を運んでみてはいかがでしょう?

 

王子稲荷とは・・・

東京都北区岸町に鎮座する神社である。
社格無格社、東国三十三国稲荷総司との伝承を持つお稲荷さまです。
関東稲荷総社として崇敬を集め、江戸時代には関八州稲荷の頭領と云われていました。
徳川将軍家の祈願所とされ、江戸庶民からも大変人気の高い神社であったといわれます。有名な落語「王子の狐」の舞台としても知られ、現在は大晦日の「狐の行列」や、初午の日などの火伏の凧の知名度も高く、火防守護の御神徳で知られています。

 

独特の雰囲気がありますので、大晦日に限らず来てみてください。

 

ではでは。。。